1951 年に Hans J. Wegner(ハンス・ウェグナー) によりデザインされ、 AP-Stolen(APストーレン) により製造をされました。 ローズウッド材(爪)とステインビーチ材(脚) 、チーク材(爪、脚)、オーク材(爪、脚)、チーク材(爪)・オーク材(脚部)にて製造をされておりました。 樹種は脚部のチーク材は年代によってはアフロモシアチークが使用されています。現在はPP mobler (PPモブラー)により製造が続けられております。ウォルナット材、アッシュ材、チェリー材、オーク材のものが選択できます。爪のみチーク材も選択できます。
ベアチェアはウェグナーの最高傑作の一つと言われる作品です。「熊が手を広げている」ような愛らしいフォルムからベアチェアと名付けられています。非常に堅牢なつくりをしており、どんな座り方をしてもびくともしない安定感が魅力の一つです。張りぐるみのボディを剥がすとビーチ無垢材のフレームで構成をされております。後脚がアーム部分まで伸びており、他のチェアにはない頑強さを持ち合わせています。そのフレームの上に馬毛や麻、パーム繊維などの天然素材とポケットコイルが使用され包み込まれるような座り心地を実現しています。背のコイル数は43個(ヘッド部は横1列に7個コイル、縦6連、1列に6個コイルが仕込まれています。)コイルの線径は2種で、太く固いコイルは、腰あたりになる下から2番目と3番目まで仕込みそれより上は柔らか目のコイルになります。
ベアチェアはAP-Stolen(APストーレン)が1976年に廃業するまで製造がされており、2003年にPP mobler (PPモブラー)より復刻生産が開始されています。PP moblerはもともと下請けでベアチェアのフレームを製造しておりましたのでオリジナルと作り方の違いはありませんが、AP-Stolen製とPP mobler製ではサイズの違いがあります。PP mobler製の方が若干大きく作られており、これは平均身長の向上に伴う変更ではないかと推測されます。
About
Designer
Manufact
Year
1951
Material
teak・oak・teak/oak・rosewood/beech
Size
W900×D900×H1000 (mm)
Catalog
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