About
Designer: Hans J. Wegner(ハンス・J・ウェグナー)
Manufacturer: GETAMA(ゲタマ)
Year: 1967
Material: Oak, Upholstered
Size: W630 × D630 × H810 × SH450 mm
Story
GE501 Easy Chair は、ハンス・J・ウェグナーが1967年に GETAMA のためにデザインしたモデルです。1949年以降続く両者の協働関係の中で発表された一作であり、成形フレームを用いた構造的アプローチが明確に示された椅子として位置付けられます。
本作のデザインは、トップレールからアーム、脚部へと連続する曲線構成に特徴があります。フレームは成形されたプライウッドによって構成されており、造形と構造が一致する設計となっています。無垢材とは異なる成形技術を前提とすることで、安定した曲線と一体感のある輪郭を実現しています。
脚部も同様にプライウッドで構成され、フレームと連続した形態を形成しています。接合部にはアーム下に三角形のビス隠しが設けられており、構造的な固定を行いながら外観を整理する役割を担っています。この三角形の処理は、本作を識別するうえで視覚的にも特徴的な要素です。
座面下部にはゴムベルトが配置され、クッションを支持する構造が採用されています。木部が骨格を形成し、張地が身体を受け止めるという構成が明確に分離されています。
同シリーズにはハイバック仕様の GE501A も存在します。GE501 は、成形フレーム構造と張地構成を組み合わせた1960年代後半のウェグナーのデザインの一例として位置付けられます。