Severin Hansen Jr. | セヴェリン・ハンセン・ジュニア

About|基本情報

Year
1936–2020

Birth name
Erik Severin Risager-Hansen

Place
Copenhagen, Denmark

Manufacturer
Haslev Møbelsnedkeri / Royal Copenhagen


Story|人物とデザイン

セヴェリン・ハンセン・ジュニアとして知られるErik Severin Risager-Hansenは、戦後デンマークのテーブルやデスクに独自の造形を残した家具デザイナーである。1936年コペンハーゲン生まれ。家具職人や家具販売に関わる家庭で育ったとされ、1950年代後半からHaslev Møbelsnedkeriの家具デザインに携わった。

ハンセンの家具を特徴づけるのは、脚、幕板、天板まわりが精密に交わる三方向の留め接合である。Model 36 Deskをはじめ、ダイニングテーブル、サイドテーブル、ドレッシングテーブルなどでは、接合部そのものが構造上の要点であると同時に、家具の輪郭を決める視覚的な特徴となっている。細身の脚と薄く見える天板、ローズウッドなどの木理を生かした大きな面によって、簡潔で緊張感のある構成がつくられている。

1950年代末から1960年代にかけてHaslev Møbelsnedkeriから発表された一連の家具は、デスクやテーブルを中心に海外市場にも流通した。初期の角張った接合表現から、1960年代には角部により丸みを与えたテーブルへと展開し、同じ構造的な考え方を保ちながら造形の幅を広げている。

また、Royal Copenhagenの陶板を木製フレームへ組み込んだタイルトップ・テーブルでも知られる。Nils Thorssonらによる陶板の色彩や表情と、精密に仕上げられた木部を組み合わせることで、木工家具の静かな構成に異素材のアクセントを加えた。

資料やヴィンテージ市場ではSeverin Hansen Jr.、Erik Severin、Erik Risager、Risager-Hansenなど複数の名前で紹介される例がある。現在ではModel 36をはじめとするデスクやテーブルが、細いプロポーション、木目の扱い、精密な接合を特徴とするDanish Modernの家具として知られている。


History & Works|歴史と作品

1936(0歳)

CopenhagenにErik Severin Risager-Hansenとして生まれる。

1957(21歳)

Haslev Møbelsnedkeriで家具デザインに携わり始めたとされる。

1958頃(22歳頃)

Model 36 Deskと、三方向の留め接合を特徴とするテーブルやデスクのシリーズを展開する。

1960年代(20代後半–30代)

Haslevの家具が海外市場にも流通する。Royal Copenhagenの陶板を用いたタイルトップ・テーブルも展開される。

1964(28歳)

三方向の接合をより丸みのある形へ展開したテーブル群が見られるようになる。

1969(33歳)

Haslev Møbelsnedkeriの共同所有者となったとされる。

1978(42歳)

Haslevを離れ、家具デザインの第一線から退いたとされる。

2020(84歳)

逝去。


Furniture|作品一覧

Model 36 Desk|モデル36 デスク
Dining Tables|ダイニングテーブル
Coffee Tables|コーヒーテーブル
Side Tables|サイドテーブル
Nesting Tables|ネストテーブル
Dressing Table|ドレッシングテーブル
Tile-top Tables with Royal Copenhagen tiles|ロイヤル コペンハーゲン製タイルを用いたテーブル


References|参考文献・資料

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